不倫の相談を友人にするとき気をつけたいポイント3つ

不倫しているとき、さまざまな思いを抱える胸の内を誰かに打ち明けたくなります。
ただ、誰にでも話せることではありません。
今回は『友人に不倫の相談をする』場合に焦点を当てて、気をつけたい3つのポイントを解説します。

■不倫の相談を友人にする理由

不倫している事実を友人に話す理由として、よく挙げられる理由を3つピックアップしました。

・応援して欲しい
不倫相手に将来を考えて欲しい、何とか振り向いて欲しい、そういう思いを抱くのは自然なことです。
ただ、もちろんいけないことをしているのは自覚しています。
自分を鼓舞する意味も込めて、打ち明けるようです。
・止めて欲しい
不倫相手が好きでたまらないけれど、罪悪感を抱え続けるのも辛い。
かといって、別れを切り出すのも難しい。
そんな状況にあると、「やめなよ!」と叱ってくれる友人に話したくなるようです。
・協力して欲しい
不倫相手と旅行に行くとか、遠出をするとかいう場合に、友人に協力を求めるために話すパターン。
もしくは、どちらかの配偶者に疑われているために、口裏を合わせて欲しいということもあります。

■不倫の相談をするなら3つのポイントに気をつける
仲のよい友人に不倫の相談をするなら、気をつけたいポイントが3つあります。

・軽い「ノリ」で話さない
不倫は、2人だけの話ではありません。
相手の配偶者や、子供の人生まで大きく左右するリスクを持っています。
そんな関係を軽いノリで話すことは、あなたの評価を大幅に低下させてしまうでしょう。

不倫ゆえのつらさ、「好きだけれどどうしようもない」という苦しい気持ちを伝えるようにしましょう。

・不倫ゆえの葛藤・罪悪感を前面に出す
時に、不倫相手の配偶者への嫉妬を抱いたり、優越感を覚えたりもするでしょう。
そんなときに
「自分の方がふさわしいのに」
「早く離婚すればいいのに」
などと言えば、友人から見てあなたは「家庭を壊しても平気な人」に映ります。

「奥さんがいるのは分かっている、悪いことをしてるのも分かってる」
「ダメと分かっているのに、好きだという気持ちを手放せない」
というふうに、不倫ゆえの罪悪感や葛藤を表しましょう。

・アドバイスは真剣に聞く
相談している以上、友人からのアドバイスにもしっかり耳を傾けてください。
時には辛辣なことを言われるでしょう。

「何でそんなこと言うの!」
「不倫相手を悪く言わないで!」
と反論したくなるかも知れません。
それでも、「自分を思うからこそなのだ」と受け止めましょう。

■不倫への反応は人によって違う

友人との関係や性格にもよりますが、不倫を打ち明けられたときの反応は人によって違います。
「必ずしも、応援してもらえる訳ではない」ということをまずは心に留めておいてください。

また、打ち明けるなら信頼できる、口の堅い人にしましょう。
誰にも言わないと言いつつ、SNSで暴露されてしまう、というケースは珍しくありません。

不倫も恋愛の1つの形ですが、悩みの内情はいささか特殊なものです。
誰もが受け入れられるものではない以上、相談相手は慎重に選びましょう。