不倫 相談

不倫で多くを失ったあなたへ…。相談で話すべきことは?

甘美な時間と引き換えに、あなたは多くを失ってしまったのかもしれません。信頼、家庭、社会的信用、そして何よりも、平穏だったはずの心…。

不倫という過ちの代償は、想像以上に重く、今は深い後悔と絶望の淵にいるのではないでしょうか。誰にも言えない罪悪感と孤独感に苛まれ、どうすればいいのか分からなくなっているということもあるでしょう。

その苦しみを一人で抱え込む必要はありません。専門家への相談は、失ったものを取り戻し、新たな人生を歩み始めるための、最初で最も重要な一歩です。

しかし、いざ相談しようにも「何を、どう話せばいいのか分からない」と、また一歩が踏み出せなくなってしまうかもしれません。

今回は、不倫によって多くを失ってしまったあなたが、相談の場で話すべきこと、そしてその先に見えてくるものについてお伝えします。

■【これだけは伝えたい】相談で話すべき5つのポイント

限られた相談時間の中で、的確なサポートを受けるために、以下のポイントを意識して話してみましょう。事前にメモにまとめておくと、スムーズに伝えられます。

  1. 不倫関係の全体像(事実関係)
    まずは、起こったことを客観的な事実として伝えます。
    いつから、誰と、どのくらいの期間、どのような関係だったか。
    関係が始まったきっかけは何か。
    どのようにして関係が発覚し、終わりを迎えたのか。
  2. 失ったものと、現在の状況
    不倫によって、具体的に何を失ったのかを話します。
    人間関係: 配偶者との離婚、子供との離別、友人や家族との断絶など。
    社会的信用: 職場での立場、近隣での評判など。
    経済的な損失: 慰謝料の支払い、財産分与、引越し費用など。
    精神的な健康: 不眠、食欲不振、うつ状態など、心身に出ている不調。
  3. 今、一番辛いこと・悩んでいること
    事実関係だけでなく、あなたの「感情」を伝えることが非常に重要です。
    罪悪感: 誰に対して、どんな罪悪感を感じているか。(配偶者、子供、相手の家族…)
    後悔: 「もし、あの時こうしていれば…」という後悔の念。
    将来への不安: 「これからどうやって生きていけばいいのか」という漠然とした、あるいは具体的な不安。
    孤独感: 誰にも理解されない、分かってもらえないという孤独。
  4. これから「どうなりたいか」という希望
    今はまだ考えられないかもしれませんが、もし少しでも未来への希望があるなら、それも伝えてみましょう。

どんなに小さな希望でも構いません。それが、あなたの進むべき方向を示すコンパスになります。

■アナタは1人ではない
不倫という過ちは、決して消すことはできません。しかし、その過ちと向き合い、深く反省し、これからの人生をどう生きていくかを考えることはできます。

専門家への相談は、そのための安全で、確実な第一歩です。あなたの心に寄り添い、法的な問題から心のケアまで、トータルでサポートしてくれます。
あなたは1人ではありません。勇気を出して、再生への扉をノックしてみてください。