ただ別れるのではなく「穏便に」別れたい 別れさせ屋に来る依頼の中でよくあるパターンに「同棲中の彼女(もしくは彼氏)と別れたい」というものがあります。単に別れるだけなら別に依頼をしなくてもいいのかもしれませんが、けんか別れが嫌とか、あまりあとくされが無いように別れたいという相談が多いようです。
例えば、同棲相手が同じ職場の人だったりすれば、当然ながら自宅だけではなくて職場でも顔を合わせるわけで、そうなれば別れたからと言ってそれで完全に縁を切ると言うわけにもいかないというような事情を抱えてる場合もあります。ここでは、そういった具体的な事例に別れさせ屋がどういった工作を行ったのか少し紹介したいと思います。工作の結果、あつれきを最小限に抑えられた 依頼者には、交際して5年に同棲中の彼女がいますが、穏便に別れたいと思うに至り、別れさせ屋に工作を依頼しました。
別れさせ屋の方では、まずは事前調査として彼女の私生活の行動パターンを調査。定期的にスポーツジムに通っていることがわかったので、男性の工作員がそのジムの中で接触を図りました。 それをきっかけとして、その女性と工作員の関係が始まります。最初はジムで顔を合わせる程度の関係だったのでしょうが、一緒に食事に行ったりと、徐々に関係が進展していきます。そして、ある程度時間がたったところで、二人が一緒にいるところを依頼者が「偶然」目撃するというシチュエーションを作ります。
それをきっかけに、二人は同棲を解消したとのことです。 このように、個人で説得するだけではなかなかできない「工作」という手段を講じることができるのが、別れさせ屋の良い所でしょう。こういったことは、そうしたいと思ってもなかなか一個人ではできないことでもあります。また、このようにある程度段階を踏んだ上で関係を解消すれば、普通に別れるよりも傷が浅くて済むとも言えます。単に別れるという結果をもたらすだけではなく、その内容を充実させてくれるという、別れさせ屋の利点をよくあらわしている一例だと言えるでしょう。