別れさせ屋は存在します!
別れさせ屋はドラマや漫画の中だけに存在する職業ではなく、実際にある人たちに利用されている現実に存在する業者です。それで誰の身の上に別れさせ屋が何らかの工作をするということはあり得ます。例えば、結婚関係がすっかり冷えきってしまっている場合、奥さんが別れさせ屋を雇うということもあり得ます。
女性はロマンチストですから、あなたが夫として奥さんのことを気遣ってあげなければ、あるいは優しい言葉をかけたり、プレゼントを買ってあげたりすることがなくなければ、奥さんはかつての美しい思い出や幻想に思いを寄せることになります。
例えば、若い男性と付き合うことを考えたり、かつての彼氏との復縁を考えたりするようになるのです。
ちょっとした出来心が大きなリスクに
そして、その相手も奥さんとの恋愛関係や結婚を望んでいれば、工作をしてくることは十分考えられます。つまり、あなたが浮気するように工作員があなたに近づき、一緒にデートをしたり、ホテルに入ろうとする場面を写真におさめ、それを証拠として離婚を迫ってくるというわけです。
場合によっては不貞行為を理由に向こうが損害賠償を迫ってくることさえ考えられます。あなたも奥さんとの関係がいまいちの状態であれば、若い女性とのデートを楽しんだり、少し遊んでも構わないとか考えたりするかもしれませんが、その裏には大きな危険が潜んでいます。
いくら結婚関係が冷えきっているとしてもそうした浮気が正当化される理由にはならないはずです。これは相手がどうのこうのという問題ではなく、自分の良心がそうした行為を許すかどうかという問題に置き換えて考えましょう。
どんな時でも謙虚に自分を分析する
そのようにきちんと原則的な思考をすれば、あなたに対する好意を装って近づいてくる工作員にコロッとだまされるようなこともないのです。
また、「妻との関係はもう修復不能」などとあきらめないようにしましょう。
もし、奥さんがそうした業者に依頼することが考えられるとしても、矛先を奥さんに向けるのではなく、自分にどこか問題があったのではないかと謙虚に分析してみましょう。